「空いている実家を片付けなければ」と思ってはいるものの、作業の大変さに思い悩み、なかなか行動に移せないというのは、実家を引き継いだ方がよく抱える悩みです。
空き家となった実家の片付けを始めるタイミングは? どこから手をつけたら良いのか? 実家が遠方で通うのが難しい!
今回の記事では、これらのお悩みに対して、解決策を提案していきます。
実家の片付けは思い立った時がベストなタイミング
実家を売却する予定がすぐにはない場合や、急ぎの予定がない時こそ、自分の都合に合わせて実家を片付ける絶好の機会です。
「実家の様子を確認しておくべきかな……」と考え始めたタイミングこそが、片付けに適した時期だと言えるでしょう。
特に、複数の親族で実家の片付けを行う場合は、できるだけ早めに日程を調整することが大切です。
もしも体力に自信がなく、年齢を重ねている場合は、真夏や真冬を避け、春や秋など動きやすい季節を選ぶのも一つの方法です。
実家の片付けを後回しにすると危険です
「面倒だから、しばらく片付けなくても大丈夫かも……」と思うのは危険です。
長期間放置され、人の出入りがない空き家は、不法投棄のターゲットになりやすくなります。さらに、不法投棄が頻発する空き家は、不審火が発生するリスクが高まり、最悪の場合、火災で実家を失うことにもつながりかねません。
また、衛生面でも問題があります。虫が発生するなどして、周囲の住民に迷惑をかける可能性も考えられます。
片付けを後回しにすると、埃が溜まり、ますます片付けが難しくなることが予想されます。できる限り早めに、自分で片付けを始めるのが理想的です。
実家の片付けを始めるためのステップ
両親が元気なうちに実家の片付けを行う場合、捨てるものと捨てないものを教えてもらうと効率的ですが、それが難しい場合もあります。意思疎通が難しい状況や、すでに亡くなっている場合も多いでしょう。
そのような時は、残された大量の物を前に途方に暮れるかもしれませんが、冷静に順序立てて行動すれば、実家の片付けは必ず終わります。
片付けのポイント:
- 片付ける部屋をリストアップする
実家が広く、部屋数が多い場合は、まず片付ける部屋をリストアップし、計画的に進めると良いでしょう。行き当たりばったりで進めると、かえって部屋が散らかってしまい、作業が滞ることがあるので、1部屋ずつ片付けていくことをお勧めします。 - 通路を確保する
大きな家具や家電を片付ける前に、実家の廊下や通路を確保することが大切です。通路を確保することで、片付け作業がスムーズに進み、身体への負担も軽減されます。 - 大きな家具や家電を片付ける
まずは、不要な大きな家具や家電を片付けてしまうと、作業スペースが広がり、心に余裕が生まれます。特に、タンスなどの収納家具を処分する際は、貴重品が紛れていないか、念のために全ての引き出しを確認しておくと安心です。
遠方に住んでいる場合の実家片付けの方法
現在住んでいる家と実家が遠く、頻繁に通うのが難しい場合もあるでしょう。そのような場合、1回の訪問で片付けを終わらせたいと考える方も多いでしょう。
その場合は、身内だけでなく、不用品回収業者や遺品整理業者に依頼することを検討してみてください。費用はかかりますが、作業スピードは格段に早く、以下のメリットがあります:
- 運び出しがスムーズ
- 不用品の処分方法を理解していなくても大丈夫
- 買取可能な物を買い取ってもらえる
- リサイクルが必要な不用品も適切に処分
業者に依頼すれば、特殊清掃が必要でない限り、即日で実家の片付けを終わらせることが可能です。
当社「佐賀片付け隊」では、お客様のご希望で、作業当日の立ち会いは無しで作業をさせていただくことも多いです。
貴重品や思い出の品だけ、あらかじめ何かの機会で取っておいていただければ、後は要らない物を運ぶだけだからです。
お客様に手伝ってもらわないといけないことはほぼ無いですし、ホコリもたってしまうので、作業当日にお客様に来ていただく必要がないなと判断した場合は、こちらから提案させていただくこともあります。
実家の片付けは1人で抱え込まないで
実家の片付けに関する悩みは、1人で抱え込んでしまいがちです。しかし、特にゴミ屋敷状態の実家を1人で片付けるのはほぼ不可能で、身体的・精神的な負担が大きくなります。
「大切な実家だから自分で何とかしたい」という気持ちは分かりますが、無理は禁物です。難しいと感じたら、家族や知人、そして片付けの専門業者に相談してみてください。気持ちが軽くなり、実家の片付けに前向きに取り組めるはずです。
気持ちが軽くなり、実家の片付けに前向きに取り組めますよ!
佐賀で空き家の片付けに困ったら佐賀片付け隊にお問い合わせください!