
ゴミ屋敷を片付けるのは一筋縄ではいきません。何から手をつければいいのか迷うことも多いでしょう。さらに、片付けを始めてみると、溜まったゴミや不用品の分別や処分方法がわからなくなり、手が止まってしまうこともあります。
この記事では、ゴミ屋敷を片付ける際に処分や分別が面倒なゴミや不用品について、具体的な方法を解説します。
ゴミ屋敷の片付けの始め方
まず、ゴミ屋敷を片付ける際は、処分できる不用品やゴミを優先的に処理しましょう。粗大ごみとして出せるものや日常のゴミ回収に出せるものからどんどん処分し、総量を減らしていくことが大切です。
しかし、処分や分別に悩む不用品も少なくありません。そんな場合でも処分方法を把握しておけば、安心して片付けを進められます。
処分や分別が面倒なゴミや不用品
以下のような不用品やゴミは処分方法が異なるため、注意が必要です。
- リサイクル家電(テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコン)
- 大型家具(タンス、ベッドなど)
- 大量の木材や瓦、レンガ
- 自転車やバイク
- 車のパーツ(シート、タイヤなど)
- パソコンや小型家電
- バッテリー・電池
- 空き瓶・ペットボトル・古紙
これらの項目について、ひとつずつ見ていきましょう。
リサイクル家電
テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコンは、家電リサイクル法に基づき、自治体の粗大ごみでは回収されません。処分には以下の方法があります。
- 購入した電気屋がわかる場合は、電気屋に回収を依頼
- 購入店が不明な場合は、自治体に回収可能な電気屋を問い合わせて依頼
- リサイクル料金を払い、指定引取所に持ち込む
大型家具
タンスやベッドなどは、自治体の粗大ごみ回収に依頼します。ただし、回収日は月に1〜2回程度しかないため、事前に申し込んでおく必要があります。
木材・瓦・レンガ
燃えるごみに収まるサイズなら出せますが、大きな木材や瓦、レンガなどは自治体では回収されないことが多いため、専用の回収施設に持ち込む必要があります。
自転車・バイク
自転車やバイクは自治体では回収していないため、販売店に相談して処分します。
車のパーツ
シートやタイヤなどのカー用品は自治体では回収されないことが多いため、販売店での処分が基本です。
パソコンや小型家電
パソコンは、メーカーやリネットジャパンなどの回収サービスを利用します。小型家電は、自治体やスーパーに設置された回収ボックスを利用して処分しましょう。
バッテリー・電池類
バッテリーや電池は、電気店などの回収容器に持ち込んで処分します。
その他
空き瓶やペットボトルは、自治体のリサイクルボックスを利用するのがおすすめです。古紙も同様に資源ごみとして分別してリサイクルするのが良いでしょう。
業者に依頼するのも一つの手段
ゴミ屋敷の片付けには、自力では処理が難しいものも多く含まれます。そのため、分別や処分が面倒に感じて片付けが進まない場合は、業者に依頼するのも良い選択肢です。ゴミ屋敷の片付け業者に依頼すれば、すべての不用品をまとめて回収し、効率的に片付けが進みます。
リサイクルできるものは業者が適切にリサイクルし、できないものは正規の方法で処分してくれるので安心です。
まとめとして、ゴミ屋敷の片付けは分別と処分が鍵となりますが、業者に依頼すれば効率的に片付けが進みます。ぜひ、無理をせずプロに任せることも検討してください。
もちろん回収したゴミや不用品は私たちリサイクルできるものはしっかりとリサイクルをして、リサイクルできないものは正規の処分方法で処分させていただきます。
以下の記事で、ゴミ屋敷の片付けを業者に依頼するメリットなどを紹介していますので、よろしければこちらもご確認ください。
関連記事:ゴミ屋敷の片付けを自力でするのと業者に依頼するのとどちらが良いか
また佐賀にお住いの方でゴミ屋敷にお悩みの方は、ぜひ佐賀片づけ隊にお任せください。訪問見積りは無料ですので、お気軽にご相談ください。