
リビングが散らかってしまい、生活がしづらいと感じている方へ。毎日の掃除が難しいと感じる場合でも、効果的な整理整頓方法を学んで、快適な空間に変えていくことができます。
この記事では、乱れたリビングを片付けるための実践的なテクニックと、片付けに取り組むための心構えをご紹介します。また、きれいな状態を維持するためのコツも合わせてお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。
整理整頓の習慣を身につけよう!
もしリビングが散らかりやすいと感じているなら、定期的に不要な物を処分する「捨て活」を取り入れてみましょう。
「捨て活」とは、物を捨てるだけでなく、散らかりやすいスペースを継続的に整理するための習慣です。リビングを常に整った状態に保ちたいのであれば、不要な物を手放すことが重要なステップとなります。
ここでは、リビングを整理し、快適な空間を取り戻すための7つのポイントをご紹介します。
毎日の短時間片付けを習慣にする
もしリビングが日々散らかる傾向があるなら、毎日5分間だけ片付けの時間を設けることをおすすめします。この短時間片付けを習慣化することで、少しずつでも清潔な空間を維持しやすくなります。
わずか5分でも十分ですので、リビングの一部をターゲットにして取り組むと良いでしょう。重要なのは、この小さな片付けを続けることです。そうすることで、リビングが散らかりにくくなります。
「いつかまとめて掃除しよう」と考えるのは簡単ですが、実際にはその計画が実行されないことが多いです。そこで、タイマーを設定し、毎日5分だけ片付けに集中してみてください。
不便な場所に物を収納しない
リビングには日常的に使用するエリアとあまり使わないエリアがあります。片付ける際には、不便な場所に物を収納するのは避け、頻繁に使う場所には取り出しやすい収納を心がけましょう。
普段あまり使わない場所に物を片付けると、使いづらくなり、結局散らかってしまうことがあります。逆に、よく使う場所に収納を設けることで、片付けがしやすくなります。
同じ種類の物を一箇所にまとめる
リビングの片付けを進めていると、同じ種類の物が複数見つかることがあります。
以前、物が見当たらずに再度購入した結果、同じ物が増えてしまったという経験はないでしょうか? この場合、同じ物が複数あるなら、一つだけ残して他は処分することを考えましょう。
物を無駄に溜め込まず、必要な物だけを残すことで、リビングの整理がスムーズに進みます。
「いつか使うかも」を手放す
「いつか使うかもしれない」と思って捨てられない物が増えてしまうことはありませんか?その結果、不要な物がたまってしまうことがあります。
「将来使うかも」という考えは一旦忘れ、使用していない物は思い切って手放しましょう。そのまま保管していても、結局使わずにほこりをかぶるだけです。
普段使わないエリアから始める
片付けを始める際は、まず普段使わないスペースから手をつけると良いでしょう。よく使う場所は後回しにして、まずはあまり目につかない場所の整理から始めると、片付けが効率的に進みます。
大切な物はしっかり区別して保管
片付けを進める中で、重要な物を間違って捨てないように、大切な物はあらかじめ別の場所に移しておくことが大切です。
大切な書類や貴重品、思い出の品などは、捨てる物としっかり区別し、整理が進んでも大切な物が無くならないように気をつけましょう。
散らかる原因を解消する
リビングが散らかる原因を見つけ、根本的な問題を解決することが重要です。例えば、ゴミ出しが面倒、使用後に物を片付けないなどの理由がある場合、それらの習慣を改善することでリビングの整理整頓が進みます。
片付けの習慣が身につくと、リビングの乱れを未然に防ぐことができるでしょう。
物が溢れた部屋の片付けは「捨てること」を最優先に
物がたくさん詰まったリビングを片付けようとする時、「何を片付けて、何を捨てるべきか」と迷うことはよくあります。しかし、悩んでいるだけでは、散らかった状態は改善されません。もしあなたが物でいっぱいの部屋で生活しているなら、まず「整理よりも処分」を意識しましょう。
整理をしようとしても、収納スペースが足りなければ物を適切に収めることができず、結果として部屋の隅に仮置きするだけで終わってしまいます。そして、また新しい物が増え、せっかく一時的に片付いたリビングも再び散らかってしまう恐れがあります。
そのため、物が溢れている場合、最初に不要なものを処分することが大切です。物を減らすことで、その後の整理がずっと簡単になります。捨てる決断は難しいかもしれませんが、これが片付けの第一歩となり、今こそそのチャンスです。
リビングをスッキリさせる!汚部屋掃除におすすめのアイテム
リビングを整理してきれいにするために掃除を始める前に、以下に紹介する片付けに役立つグッズを揃えておくことをお勧めします。それぞれのアイテムがなぜ必要なのかも説明していますので、準備の参考にしてください。
- ① 丈夫なゴミ袋
ゴミや不要な物を処分するには、ゴミ袋は必須です。特に、耐久性のある厚手のゴミ袋を選ぶと良いでしょう。鋭利なものや硬い物もあるかもしれないため、頑丈なゴミ袋が適しています。 - ② 保護用マスク
掃除中にホコリやゴミが舞い上がる可能性があるので、保護用のマスクを着用しましょう。アレルギーや呼吸器への刺激を防ぐため、マスクは必須です。 - ③ 掃除用の雑巾
こぼれた飲食物や汚れが予想されるため、雑巾を用意しておきましょう。使い捨てに便利で、床や壁の拭き掃除にも使えるため、数枚持っておくと安心です。 - ④ 使いやすいトング
直接触りたくないゴミがある場合は、トングが便利です。手で触るとケガや感染のリスクがあるので、トングを使って安全に作業を進めましょう。 - ⑤ 厚手の作業用手袋
作業中にケガをしないために、厚手の作業用手袋を用意しましょう。滑り止め付きの手袋であれば、大きな物も安全に移動させることができます。
元汚部屋住民からのアドバイス!リビングの清潔を保つコツ
リビングを片付けた後でも、再び散らかることは避けたいものです。長く清潔な状態を維持するためには、以下の3つのポイントを意識しておきましょう。
ポイント①:ゴミ箱の設置を増やす
ゴミをつい適当に置いてしまう癖がある方は、リビングの複数箇所にゴミ箱を置くことを考えましょう。ゴミ箱が近くにあれば、ゴミを手軽に捨てやすくなります。ゴミを捨てる手間を減らすことで、リビングを散らかさずに保つことができます。
ポイント②:よく使う物の収納をまとめる
頻繁に使う物は、リビング内で使いやすい場所に集めて収納しましょう。遠くにしまうと片付けが面倒になりがちです。リビングの近くに専用の収納エリアを作ることで、整理がスムーズになり、片付ける意欲も保ちやすくなります。
ポイント③:整理のルールを決める
片付け後は、維持するためのルールを作ることが効果的です。例えば、定期的に整理する日を設定したり、ゴミを出す時間を決めるなど。こうしたルールを明確にすることで、リビングが再び散らかるのを防ぐ習慣が身に付きます。ルールは紙に書いて見える場所に貼っておくとよいでしょう。
汚部屋からミニマリストへ:変身は可能?
物が多い生活をしていた方が、ミニマリストを目指すことも十分可能です。必要最低限の物だけを持つミニマリストの生活は、部屋が散らかるリスクを大幅に減らせます。物を減らしてしまえば、散らかすものも減るため、意外とスムーズに移行できます。
ミニマリズムを取り入れることは、一歩踏み出すだけで、散らかりがちなリビングから脱出できる効果的な方法です。
今すぐ始められる汚部屋対策
リビングがひどく汚れていて、どうにもならないと感じている場合は、次の3つのシンプルな対策を試してみてください。
- 助けを借りる 一人で片付けるのが難しい場合、信頼できる家族や友人に手を借りるのが良いでしょう。複数人で作業を進めることで、難しく感じていた片付けもスムーズに進めることができます。分担して取り組むことで、途中で挫折する心配もなく、リビングをより早くきれいに整えることができます。
- 自治体のサポートを活用する もし近くに頼れる人がいない場合は、お住まいの自治体に連絡をしてみるのがおすすめです。特にゴミ屋敷問題に対応する条例を設けている地域では、市役所や担当部署がサポートしてくれることがあります。彼らは清掃計画や対処方法について助言を提供してくれるので、まずは相談してみましょう。
- 専門の清掃業者に依頼する リビングの片付けをしたいけれど、体力的な問題や年齢的な理由で難しい場合は、プロの清掃業者に依頼するのも一つの手です。専門の業者は効率よく作業を進め、合理的な価格でリビングを清潔な状態にしてくれます。料金が気になる場合は、事前に業者に相談し、詳しい見積もりを確認することをおすすめします。
まとめ
汚部屋状態のリビングを整理し、快適な空間に変えるためには、適切な片付け方法を学ぶことが大切です。そして、片付け後も再び散らからないように、継続的な整理整頓の習慣を身につけることが重要です。この記事で紹介したアドバイスを参考に、片付けを始めましょう。
もし清掃をプロに依頼したい場合は、ゴミ屋敷や汚部屋清掃に精通している「佐賀片付け隊」への相談がおすすめです。訪問見積もりは無料なので、ゴミ屋敷のことでお困りなら、気軽にご連絡ください。